どうもー.エアコン付きの物件を借りたけど,広い部屋に小さいエアコン1つしか付いていなかったsitaです.
初めての1人暮らしをしている人や,元々エアコンがある物件にしか住んだことがない人だと,エアコンをどうやって設置してもらうか分からないですよね.
早い話が家電量販店などで普通に買えば設置工事までしてもらえるんですが,色んな失敗ポイントが潜んでいます.
準備不足だとこんな目に合うかも!
- 夏前半をエアコン無しで過ごすことになる
- 大家や近所と揉めて住みづらくなる
- 部屋が虫だらけになる
この記事では,エアコン設置前に知っておいて欲しい注意点をまとめました!
これを読めば上に書いたようなトラブルを回避できるかも知れません.少なくとも事前準備する猶予が得られます!
購入はなるべく早めに
シーズンになると工事をすぐにしてもらえない
まず大事なことなので最初に書きますが,夏や冬のエアコンが活躍するシーズンになると工事の予約が殺到して工事をすぐにしてもらえません.
理由としては,運転しようとして初めて壊れていたことに気付く人が多いからです.
そのため,エアコンはシーズンより少し早く掃除と試運転をして,壊れていないか確認しておきましょう.
突然壊れるのは対処のしようがありませんが,メーカーが推奨している使用期間を過ぎたら壊れる前に買い替えると良いでしょう.
炎天下や熱帯夜に冷房が止まって健康被害が出るよりマシです.
欲しい機種がすぐ出荷されるとは限らない
上の内容と少し似ていますが,特にシーズン中は値段と性能のバランスが良い高コスパ商品はすぐ在庫が無くなって出荷が遅くなる可能性があります.
地域によっては工事のスケジュールはスカスカということもありますが,エアコンの在庫が無いせいで工事をすぐにしてもらえないパターンもあります.
家電量販店でよくエアコン工事ができる日のカレンダーが置いてあったりしますが,カレンダー上ですぐ工事できるとなっていても欲しいエアコンはすぐ出荷されないパターンがあるということです.
工事日に想定外の事態が起きて延期になる可能性もあり
また,出荷も工事もすぐしてもらえることになったとしても,工事の当日に次のようなトラブルが発生して工事が延期になる可能性があります.
- 急な悪天候で工事ができなくなった
- 室外機の置き場所がなくて,その日の準備では設置ができなくなった
- 壁に穴を開ける必要が出て,大家に相談したら連絡が付かなかった or 一旦保留された
- 玄関や廊下が狭くてエアコンが搬入できなかった
これら以外にも工事が延期になる可能性があります.
このようなトラブルが起きないようにこれから紹介する準備をすることはもちろん,とにかく早く準備をすることをオススメします.
繰り返しますが,色んなところで足止めをくらう可能性があるのでとにかく早く行動することをオススメします.
お店に行く前にすること
賃貸の人は必ず大家や管理会社に連絡!
エアコン工事では壁に穴を開けたり,ブレーカーの制限でそもそもエアコンの設置が厳しかったり,室外機置場がなかったりなど色んな理由でエアコン工事が大掛かりになるケースがあります.
その場合,大家や管理会社がそもそもエアコン工事を許可してくれないこともありますし,退去時に原状回復をすることを条件に許可してくれる場合もあります.
大家や管理会社に何も言わずにエアコン工事をするのはトラブルの元になります.必ず大家や管理会社に連絡をしましょう.
エアコン設置場所の撮影
エアコン本体を取り付けたい場所の写真を撮っておきましょう.
近くにあるエアコン用のコンセントと,室外機に繋ぐための穴(あるなら)の場所を撮影しておきましょう.
このとき,周囲の寸法もある程度計っておくと完璧です.
工事がどのような内容になるのか,そもそも欲しい機種のエアコンが設置できるのか確認するために写真があると便利です.
店員に写真を見せれば工事の内容や設置が厳しそうな機種が分かったりします.
エアコン用らしきコンセントも穴も見つからない場合は,ベランダに近い壁を撮影しておきましょう.
ただ,コンセントが無い場合は大掛かりな工事が必要になったり,賃貸物件だったら工事をさせてもらえないことが多いと思います.
穴の方は許可がでればすぐ開けれる可能性はあります.
室外機の設置場所の撮影
室外機の設置場所も予め考えて撮影しておきましょう.
家電量販店の店員いわく,室外機の設置場所がなくて工事が中止になることが多いそうです.
店員に写真を見せて寸法も伝えると工事のトラブルを回避しやすいので,室外機の設置場所の撮影と寸法測定をしておくことを強くオススメします.
ブレーカーの写真も一応撮影
エアコンが設置できそうなコンセントや穴が開いているなら大丈夫だと思いますが,配電盤(ブレーカー)の写真も一応撮っておきましょう.
部屋やコンセントに流せる電流量が少なくて買おうと思ったエアコンが設置できない可能性もあります.
または,そもそもエアコン用コンセントなんてものが無くて大掛かりな工事が必須というパターンもあります.
基本的に大丈夫だとは思いますが,一応コンセントの穴の形とブレーカーを撮影しておきましょう.
工事と当日までの注意点
工事の騒音は大きい!必要なら近所へ挨拶しておこう
当日になって一番不安になったのはこれです.
工事の騒音はメチャクチャうるさいです.電動ドライバーでネジ締めをすることが多いので,まさに工事って感じの音がします.
特に集合住宅に住んでいる人は周囲の部屋の人にとてつもなく申し訳なく思うこと間違いなしです.
気になる人は工事の日程が決まったら予め近所に軽く挨拶をしておきましょう.(まぁ,個人的には仕方のないことなので隣の部屋がいきなり工事をしてても特に気にしませんが…)
近所付き合いが希薄で挨拶が気まずい場合は,手紙という手もあります.
虫に注意!工事中は窓や玄関が開けっ放しに
エアコン工事をするときは,荷物の搬入時は玄関が開けっ放しで,工事中は室内機と室外機の両方の設置を行うので窓が開けっ放しになります.
つまり,季節や環境によっては虫が入りまくります.
虫が嫌いな人は虫対策を徹底しておきましょう.
開けっ放しになる玄関と窓には予め吊るすタイプの虫よけを掛けておいたり,工事当日は食べ物の匂いや甘い香りが漂わないようにしておきましょう.
食べ物だけでなく,強く良い香りがする消臭剤とか柔軟剤はハチを誘き寄せることがあるので注意しましょう!
工事中はなるべく家に居続けること
工事中にちょっと外出することも可能ですが基本的にオススメしません.
理由としては,上に書いたように工事を一時中断せざるを得ない状況になる可能性があります.
管理会社に急遽連絡が必要になったり,工事が思ったより早く終わったりする可能性があるので,なるべく家に居た方が良いです.
僕の場合は工事の途中で室外機の設置する向きや場所について相談されました.
ただ,工事自体にはずっと立ち会う必要はないです.
工事をしていない部屋で別の作業をしていても問題ありません.
工事後はすぐに掃除することを推奨
窓や玄関を長い間開けたままにされるので外から砂ぼこりが沢山入ってきます.
また,壁に穴を開けたりネジを差し込んだりして何かが削れた粉が大量に発生します.
しかも,その粉を浴び続けている作業者が家の中に入ってくるわけなので,部屋の中に埃やチリが大量に入った状態になります.
そのため,エアコン工事が終わって業者が帰ったら,埃やチリが家具の隙間などに入ってしまう前にすぐ掃除することをオススメします.
最後に
とにかく写真撮りまくって部屋の大きさを調べて家電量販店で店員にエアコン買いたいと言えば,エアコンの購入と工事は簡単にできます.
しかし,予想以上に工事の日程が先に延びたり,思わぬ理由で工事が中止になる可能性があります.
とにかく早く行動しましょう.
あとは,騒音と虫のことも気にしてもらえれば良いと思います.
まずは設置したい場所とコンセント,ブレーカーの写真を撮っておきましょう.