DELL XPS13 9300レビュー!高級感に全振りのスタイリッシュPC!(Let’s note CF-SX4から乗り換えた感想)

どうもー。毎日パソコン触ってる癖にIT知識がにわかレベルなポッターです。

今回は2020年7月に購入したDELLのXPS13 9300(メモリ16GB、タッチ非対応1920×1200ディスプレイ、SSD512GB)を使用した感想を書きます。

最後のまとめは自分宛のものになっています(笑)

凄い簡単に言うと「買ったことを後悔していないが、けっこう不満もある」という感じです。

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PCの使用状況について

レビューを書く前に、僕が以前どんなパソコンを使っていて、購入からおよそ半年間でどんな使い方をしてきたかを書いておきます。やはり経験と用途によってガジェットに対する感想は変わってきますので。

以前使用していたPC

6年前に買ったパナソニックのLet’s note CF-SX4を使用していました。個人的には今回レビューするXPS13とかなり対極的なPCだと思います。

Let’s note CF-SX4からXPS13 9300に変えて生じた主な違い

  • 薄さとサイズが大幅に減少
  • 画面サイズは拡大
  • レッツノート独自のホイール式スクロールが当然できない。
  • タッチパッドが大きくなった
  • キーボードの打ち心地が浅くなった
  • HDMIポートやUSBポートなどインターフェースが圧倒的に減少
  • バッテリー持ちが大幅に減少
  • バッテリーを外すことが難しくなった

処理速度や画面の画質など様々な規格が新しいのは買った時期の違いから当然なので、今回は省きました。

下に参考として並べた写真を置いておきます。(机をキレイにしきれてなくて恥ずかしい(汗))

上から見た写真(左がLet's note CF-SX4、右がXPS13 9300)
上から見た写真(左がLet’s note CF-SX4、右がXPS13 9300)
上から見た写真(左がLet's note CF-SX4、右がXPS13 9300)
右から見た写真(左がLet’s note CF-SX4、右がXPS13 9300)
左から見た写真(左がLet's note CF-SX4、右がXPS13 9300)
左から見た写真(左がLet’s note CF-SX4、右がXPS13 9300)
画面を開いた状態(左がLet's note CF-SX4、右がXPS13 9300)
画面を開いた状態(左がLet’s note CF-SX4、右がXPS13 9300)

使用状況

主にWord, Excel, Powerpoint, Matlab, Affinity designer, Mendeley, aviutl, imageJ, Chrome, Adobe, Zoomが頻繁に使うソフトで、どれも想像よりもかなり快適に動いてくれました。(僕の期待が低すぎる説もありますが…)

Excelで20万プロットあるグラフをよく作っていた時期もありましたが普通に裁けました。aviutlもエンコードはノートPCとしてはかなり速いなという感じでした。

当時は大学院生でバリバリ研究していたので使用頻度としては毎日最低4時間は稼働していて、酷い時は10時間以上充電器繋いでつけっぱなしのときもありました。

在宅時はほとんど本体のキーボードは使用していません。本体のイヤホンジャックは毎日のように刺して使っています。

そして、右USBポートが速攻で壊れたので左のUSBポートを毎日のように酷使しています。画面の開け閉めは毎日3, 4回とかでしょうかね?

右のUSBポートが速攻で壊れる事件がありましたが、この使用頻度で半年使う程度ではイヤホンジャックやもう片方のUSBポートなどハードウェア面での破損は特に見当たりません。

画面の開け閉めの感触も購入直後がメチャクチャ固くて段々開けやすくなりました。そう聞くと耐久性が不安になるかも知れませんが購入から2年くらい経ってガバガバになったりはしていません。

持ち運びは多いときは週に3, 4回カバンに入れて持ち出して外出先で使用したりしましたが、色が剥げたり部品が欠けたりした様子はありません。

細かいトラブルが最初に多かったので品質を不安に思っていましたが、2年使ってハード面での破損は全く見当たりません。

普段の作業環境の写真-DELL XPS13 9300
普段の作業環境

ちなみに少し話は変わりますが、デスクトップの壁紙は僕が自作したものです。

このような神秘的な画像が絵心が無くても比較的簡単に生成できるソフトを過去に紹介しているので、こちらも興味あれば是非。

XPS13 9300の魅力的な点

デザインが自分の感性にぶっ刺さている。見てるだけで今も楽しい

デザインは本当にカッコイイです。2年たった今でも惚れてます。はぁあああしゅき。

ベゼルの狭さがイケメン。アルミ合金とCFRP(カーボンファイバー入りプラスチック)の超高級感溢れる気品だらけのボディが本当にカッコイイ。

画面がキレイ

特に気に入っているのが画面のキレイさですね。

文字がクッキリ見えるし、写真とかイラストが鮮やかに見えます。

研究で顕微鏡画像とか見ているときに、他のディスプレイじゃ気付かなかった微妙な境界線に気付けたりして画面の重要性を凄い体感しました。

type-Cありがてぇ

あとType-Cとても良いね。最悪スマホの充電器でも充電できるし。

(Windows11にアップデートしたらスマホの充電器などパワー不足な充電器では充電されなくなりました。Windows10のときスマホ充電器を使うと本体がいつも以上に発熱していたので対応するのを辞めたのかも知れません。)

大学院生時代は外付けSSDを頻繁に使っていたのですが、Type-C同士で接続したら転送時間メチャクチャ速くてビックリしました。

薄くて小さいからカバンに入れても気にならない

そして、以前使っていたLet’s noteとの大きな違いの1つは圧倒的な薄さと小ささ。

大学院で実験していたとき20分くらいの微妙な待ち時間が頻繁にあったので、ノートパソコンを持ち歩いていたのですがカバンがかさ張らなくなって結構良かったです。

ベゼルが激狭なおかげで前のLet’s noteより画面がデカいのに設置面積は小さいという感動。

ただ、これから社会人になってプライベートなノートパソコン外に持ち歩くか疑問なので、次回ノートPC買うときにはあまり厚さはこだわらなく良いかな?とも思っていました。

しかし、社会人になってからは喫茶店でブログ更新することが多いので本体薄さの恩恵を受けまくっています!薄いの最高!(2022年3月追記)

キーボードが光るのがありがたい

次にキーボードのバックライト。

ブラインドタッチできるから要らないだろと思っていた時期が僕にもありました。

買ってすぐに要らないと思ってオフにしちゃってましたが、夜は明りと画面の両方を暗くして作業しているのでメッチャ必要でした。

暗い場所でたまにしか押さないキーを探すときありがたい。後は喫茶店で作業するときも地味にキーボードの印字が見づらかったりする。

これも必須感はないですが、あると結構ありがたかったです。

タッチパッドが大きい

そして大きいタッチパッド。

最初はタイピングの時に親指の付け根が付きまくって誤操作の原因になってイライラしましたが、1ヵ月したら慣れてむしろ大きいパッドじゃないとダメになりました。

どうやら僕はまだ若いみたいです。

不満な点

重い

まず重さ。見た目からの想像より重いです。

薄くて重いのでノートPCの端を持ってしまう中心部が強く歪んでしまうと思います。変な持ち方すると冷却ファンから変な音がするので両手で持ちましょう。片手で持つときは重心を持ちましょう。

あと薄くて持ち運びやすいと書きましたが、カバンが見た目のサイズよりもかなり重くなります。

小さくて薄いのが大事なのか、重量が軽いことが大事なのか、サイズと重量を両立したいのか。携帯性を求めている人は良く考えてくださいね。

キーボードが熱くなる

次にキーボード。廃熱が下手でキーボードが熱くなります。

火傷するレベルではないですが、仕様なのかどうか心配になるくらいには温まります。

これはaviutlで動画編集、matlabで動画解析とグラフ自動生成、画像とグラフまみれなパワポと論文pdfとchromeタブは数えきれないくらい開きっぱという酷使をしていた大学院時代の感想です。

ブログ更新とたまに画像編集くらいしかしない最近は全然熱くならなくて安心しています。(2022年3月追記)

下にスペースが無いと性能が落ちる

そして、廃熱方法ですが冷却ファンが底から空気を吸って、画面の方に吐き出す廃熱方法を取っています。

正直全然風を感じないので空気の通りは良く考えられていないと思います。

底面にある吸気口とヒンジ部分にある排気口(DELL XPS13 9300)
底面にある吸気口とヒンジ部分にある排気口

そのためか重たい作業をするときは、ノートPCを机から浮かせて上げないと処理速度が遅くなります。

普段はノートPCスタンドの上に置いて、吸引口近くに物が無い状態にして使用しています。

ノートPCスタンド使用時の様子(DELL XPS13 9300)
ノートPCスタンド使用時の様子

バッテリーを外すのが大変

次にバッテリーが簡単に外せないことが不満です。

トルクネジを外してピックで接着部を切って裏蓋を外します。裏蓋を外した後のバッテリーの接続部もメチャクチャ硬くて小さくて凄い大変でした。

電子機器は定期的に電源を完全に遮断して放電したいんですが、この子はもうやりたくないですね。

簡単にバッテリーが外せるし、メモリ増設とドライブの交換も簡単だったLet’s noteの評価が僕の中で爆上がりしました。

インターフェースが足りない

そしてこれもLet’s noteから大きく変わったことですが、インターフェースがType-Cが2個とmicroSD、イヤホンジャックだけというように少ない。

画面出力や通常のUSB機器、イーサネットの接続にUSBハブが必要なのはやはり不便。

今後色んな機器が無線化していったり、ワイヤレスドッキングステーションが標準化したり、そもそも要らなくなる説はありますが、次回はインターフェースをちゃんと吟味しようと思います。

デスクトップPCを買った今となっては、インターフェースをType-C頼りなのに不満がなくなりました。むしろ超薄型になるならワイヤレスオンリーのPCとか出してくれと思うレベルに薄さに正義感じてます(笑)(2022年3月追記)

許容範囲内だけど充電器の持ち歩きは必須

Let’s noteと比べるのが悪いんだけどバッテリーの持ちはやはり短く感じる。

以前は充電器は全然持ち歩かなかったのですが、XPS13にしてからは必ず充電器を持ち歩いています。

ただ、一応Type-Cのスマホの充電器でも充電できるから持ち歩かなくて良い説もあります。(Windows11にするとパワー不足の充電器から充電されなくなりました。- 2022年3月追記)

休止状態後は起動がメチャクチャ遅い(お古のレッツノートがかなり早かった)

驚いたしガッカリだったのが休止状態後の復帰が遅い。

以前のLet’s noteの方が圧倒的に速い。

XPS13はスリープからの復帰は一瞬なんだけど通常の起動と休止状態後の起動は遅い。

Windows10って起動速いんだと昔感心したけど、どうやら6年前のLet’s noteが優秀な子だったらしい。

色々とトラブルが多い

そして最後によくよく考えればどのPCもそうなのかも知れませんがトラブルが多い印象です。

これについては後日別の記事で書きます。

他には周りからはキーボードの打ち心地をよく質問されるんですが、僕は特にこだわりが無いので特に良いとも悪いとも思っていません。

汚れが付きやすい・目立つところ

  • タッチパッド周辺のCFRP(炭素繊維強化プラスチック)部分
  • 画面とベゼルの間
  • キーボード

まず、手がよく付くタッチパッドの左右の空間に手汗が付きやすいです。特にCFRP素材は黒くてツルツルなので目立ちます。手汗が多い人はここを頻繁に拭いた方が良いと思います。

そして次に画面の端。これは今まで見てきたPCは大体そうだったので特にXPS13がという訳ではないですが、ベゼルと画面で段差があるので当然という感じです。

そしてキーボード。こちらは手汗だけじゃなくて埃も白く光って目立ちます。CFRPに合わせてキーボードも黒いので頻繁に掃除しないと汚い見た目になるので要注意です。

下に定期的に行う掃除前に撮影したものを貼っておきます。恥ずかしい。

タッチパッド周辺の汚れ DELL XPS13 9300
タッチパッド周辺の汗汚れ
画面端の汚れ DELL XPS13 9300
画面端の汚れ
キーボードの汚れ DELL XPS13 9300
キーボードの汚れ

次回のノートPC購入時に意識しようと思ったこと

長いレビューになりましたが、これまでの内容を踏まえて僕が次回ノートPCを買うときに意識しようと思ったことをまとめておきます。(読者のためじゃないんかい)

  • 高性能なデスクトップとそこそこのノートパソコンを持つのが多分自分には合っている
  • ポートはたくさんあった方が便利。だけど使い方による。
  • 薄さはそこそこで良い。軽いとちょっと嬉しい。
  • もうキレイなディスプレイじゃないと無理な身体になった
  • バッテリー持ちが長い方が便利
  • 周囲でトラブルを聞かないメーカーにしたい(僕の周囲の話ではLenovoとHPが良さげ)

個人的にこのXPS13はちょっとコスパ悪い買い物だったと思います。

と言いながら不思議とこの子をかなり気に入っているので後悔はないです。(この文は1年前の文章そのままですが使用2年目の今でも気持ちは変わっていません。)

これが愛か

追記

DELLの公式ホームページから購入したのですが、注文から納品までの経験を別記事に書きました~。納期やオーダーステータスについて気になっている人は是非~

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