Fire TV Stick(第3世代)レビュー!Bluetoothイヤホン使えるの最高だぜ~モニターに繋いで3ヵ月のレビュー~

どうもー。何もかも無線化して欲しいと心の底から思っているポッターです。

この記事ではFire TV Stick(第3世代)を使用した感想や、購入を検討している人に事前に知ってほしいことを書きました。ちなみにChromecast(第3世代)を約3ヵ月使用してからFire TV Stickに乗り換えました。

―Chromecastの使用レビューはコチラ
> 【モニターに繋ぐ人は要注意!】Chromecast(第3世代)レビュー!

―今まで使用した中でFire TV Stickのお供にオススメなイヤホン
> MS-TW33レビュー!軽量・多機能・高音質な完全ワイヤレスイヤホン!
> Shokz OpenMoveレビュー!高コスパなワイヤレス骨伝導イヤホン!

スポンサーリンク

主な使用環境

2021年1月に購入して2021年4月初旬まで約3ヵ月使用して、最初はスマホのミラーリングやPCとMiracast接続、youtubeの閲覧もしていましたが、最終的にはAmazonのPrime Video専用機と化しています。

また、テレビではなく自室の安い1080pのモニターに接続して使用していました。スピーカーではなくBluetoothイヤホンで音を聞いています。

購入理由

元々Chromecast(第3世代)を使っていたのですが、Bluetoothイヤホンを使いたくなったのとリモコンが欲しくなってFire TV Stick(第3世代)に乗り換えました。

詳細は以下の記事に書きました~

ドン・キホーテで買えた。でも箱を要チェック

とは言っても、先にChromecast(第3世代)を買った理由はFire TV Stickが品薄過ぎて全然買えなかったからなんですよね…

しかし、今となっては有名な話かも知れませんが、ドン・キホーテで発見しました。「でもどうせ第1世代とか第2世代なんだろ?」と思いながらもよく見たら、一番端のフックに第3世代がかかっていました!よく見て良かった!

反対に、これからドン・キホーテでFire TV Stickを買おうと思っている人は箱をよく見て古いものを買わないように気を付けてくださいね。見極め方は箱をちゃんと見ることです。箱の装飾は複数あるみたいなので全てがそうかは分かりませんが、箱の側面とかにちゃんと「Amazon Fire TV Stick(第3世代)」と書いてあると思います。

Fire TV Stick(第3世代)の箱の側面

満足な点

リモコン便利だし、スマホからも操作可能

Chromecastを買ったときは「リモコンなんて余計。今はモノを減らす時代だぁ!」と思っていましたが、リモコン便利です。アマプラ見るときにリモコンとイヤホンしか身に着けない身軽さは素晴らしい。真のリラックスタイム。

そしてChromecast同様にスマホのみの操作も可能です。なので、旅行にリモコン無しで持って行って使用することができます。実はスマホにリモコンと同じボタンを表示してリモコンの代わりにするアプリがあります。なので、Prime videoやYoutubeのアプリなどから指示をするだけでなく、リモコンと全く同じ操作も可能です。そのため、旅先では電源と本体だけ持っていけば人によっては十分です。

Prime videoはちゃんと1080p安定してたよHDRも対応

まぁ当然というか。どっちもAmazonのサービスと商品なんで映像はとてもキレイです。電波状況が余程悪くなければ1080pになりますし、HDR対応で色も鮮やかです。

Youtubeもスマホ無しでOK.裏技気味だけど1080p固定もできる。

Fire TV StickにはYoutubeアプリも入れられ、リモコン操作だけでYoutubeも楽しめます。しかし、文字入力が音声入力無しでは大変で、音声入力しづらいものを検索しようとする場合は面倒くさいです。ただ、スマホのYoutubeアプリでも操作できるので、検索だけスマホを使うということもできます。

あと、ぱっと見た感じでは画質の設定ができないように見えますが、動画再生中にリモコンの下ボタンを押すと歯車のマークが出てきます。そこでPCやスマホのYoutubeと同様に画質を指定することができます。

Bluetoothイヤホンが使える

繰り返しになりますけど、Bluetoothイヤホンが使えるのが本当に便利です。Chromecast(第3世代)では使えなかったので、無線化の恩恵を強く感じました。ただ、僕の環境だけかも知れませんがリモコンから音量調整ができず、イヤホンのボタンでしか音量は変えれませんでした。使いたい無線イヤホンの本体に音量調整ボタンが付いているか確認してください。

ー追記(2021/12/6)ー

リモコンの音量調整ボタンでBluetoothイヤホンの音量が調整できるようになっていました。イヤホン側で音量調整ボタンが無い or 操作が複雑な場合でも便利になりましたね!

不満点

第3世代でも操作のレスポンスがモッサリすることがある

「Fire TV Stickは操作がモッサリして重かったけど、第3世代でサクサクになったよ」みたいに書いてある記事をいくつか見ました。

しかし、第3世代しか知らない僕からすれば第3世代でもモッサリしています。

もっと詳しく言うと最初は凄いサクサクしてたんですけど、1ヵ月使ったあたりからずっとモッサリしていますね。

僕の使い方とか回線の問題かも知れませんが、正直サクサクではないですね。

ー2021年9月追記
ちなみに現在は700mbpsとか出る良い回線の家に住んでいて、Fire TV stickを有線接続で使用していますが一部の動作はモッサリしています。処理落ちが原因で重い部分は回線が良くしても重くなります。

ー2022年3月追記
電源をちょっと出力の高いものに変えたら劇的に動作が改善しました。電源を付属品から変えれば快適になります。
【力が全て】Fire TV Stickのトラブルは電源強化で万事解決!

モニターに繋いでいる場合はリモコンで音量調整できない

Fire TV Stickの音量調整は、リモコンから直接テレビに音量調整を指示する仕組みです。

そのため、リモコンが無い普通のモニターではリモコンから音量調整ができません。

Bluetoothイヤホンをしている場合はイヤホン側で調整できますが、有線イヤホンやスピーカーを使っている場合はモニター自体の音量調整が必要です。

スリープ時にモニターが自動でOFFにならない

Fire TV Stick(第3世代)にはスリープ機能があります。

しかし、スリープ中も真っ黒な画面を出力し続けるらしくて、モニターの自動電源OFFが作動しません。

ちょっとした不満点です。

アップデートの挙動がおかしい時が多い

本体のアップデートがあるときに、今アップデートするか後でアップデートするか聞かれます。

僕は大体「後で」の方を選ぶんですけど、作品を見ている途中で突然画面が真っ暗になってアップデートが始まります。

これは僕の環境だけなのかも知れませんが、今のところ毎回作品を見ている途中で強制的にされています。

作品見ている途中っていうのが本当に許せない。しかもアップデートが結構長いので良いところで切られた時とか冷めました。

最近はアップデートの頻度が落ちてきたので、あんまり気にしなくても良いかも知れません。

そのほか購入前に知ってほしいこと

Wi-Fi性能は微妙。有線接続がオススメ(追記部分を必読)

(以下は付属のACアダプターとUSBケーブルを使った感想です。)

Wi-Fiでも1080pで動画を見ることはできますが、動画の最初の方がボヤけてしまったり動画の再生が始まるまでに時間がかかります。

特に無線イヤホンを使っている状態だと不安定になります。

スマホで動画が快適に見れる家でもFire TV stickだと画質が落ちやすいです。

そのため、個人的には有線接続をオススメします。

有線接続してからは動画がほぼ確実に1080pで始まるようになりましたし、Prime videoもYoutubeも早送りや巻き戻しをしても瞬時に再生されるようになったので本当にオススメです!

ー2022年3月追記
電源を高出力なものに変更したらWi-Fiでも快適に使えるようになりました。現在はイーサネットアダプターはWi-Fi環境に難がない限りは不要だと思っています。
【力が全て】Fire TV Stickのトラブルは電源強化で万事解決!

イヤホンジャックは無し。モニターに繋ぐつもりの人は要注意

Chromecast(第3世代)のレビュー記事でも似た話を書きましたが、Fire TV Stick(第3世代)の本体にもイヤホンジャックがありません。有線イヤホンを使いたいならテレビやモニターのイヤホンジャックに刺さないと使えません。イヤホンジャックが付いていないテレビやモニターの場合は、イヤホンジャックもついているHDMI-VGAの変換器などを使用しないとイヤホンが使えません。

さらに、当然ながらリモコンからHDMI-VGA変換器へ音量の指示が出せる訳がないので、この方法ではリモコンで音量調整ができません。

しかも安物の変換器を使うと音がノイズまみれになります。ある程度の音質を求めならちゃんとした値段のコンバーターを買う必要があります。Fire TV Stickのためだけに買う価値があるかよく考えましょう。

イヤホンジャック付きのHDMI-VGAコンバーターに繋いだFire TV Stick

でも、Chromecast(第3世代)と違ってFire TV StickではBluetoothイヤホンが使えるので、イヤホンでの視聴もChromecastと比較して敷居が低いですね。

Bluetoothイヤホン接続の挙動がちょっと変

特に問題になっていませんが、Fire TV Stickに接続する際に無線イヤホンから接続通知が何故か鳴りません。動画を再生していないときも無音を鳴らし続けているんですかね?

画面にも接続通知が出ないことがあるので、イヤホンがちゃんと繋がったかどうか確認できないもあって不便かも知れません。

ただ、Fire TV Stickに繋いだ無線イヤホンが1つしかないなら毎回すぐに繋がるので、そこまで困ることはないと思います。

スマホのミラーリングは遅延があるし、縦横比がスマホ画面のものに固定

これは仕方ないんですけど、ミラーリングはあまり期待しないでください。

写真を大画面で見るくらいならキレイに見れると思いますが、動画とかゲームは映像にノイズが乗るので不向きです。もちろん遅延もあります。

あと、スマホの画面の縦横比で映像を表示するので、特殊な縦横比のスマホでミラーリングすると映像の周囲に黒い枠が入ります。

旅行で撮った写真を共有する時とかに使えるくらいですかね?

音だけスマホから再生することはできない

Bluetoothイヤホンを持っていない人の中には「音だけをスマホから再生して疑似的にワイヤレスイヤホンにできないかな?」と思う人も多いかも知れませんが、残念ながらできません。

画面だけ大画面にする機能は結構需要ある機能だと思うんですけどね…

音だけ飛ばす機能は多分作るだけならできるんでしょうけど、大多数の人はスピーカー使うかBluetoothイヤホンを使うでしょうから。

需要が少なくて費用対効果が悪いと思われているのでしょう。

Miracast対応で無線サブディスプレイ化可能。ただし遅延とノイズ有り

そしてPCに無線ディスプレイとして接続する機能もあります。Miracastでの接続なので、Chromecast(第3世代)と違ってPCの2画面目として使えて、当然画面の拡張にも対応しています。気軽に無線ディスプレイを作れるのは夢がありますね。

でも、残念ながら遅延がありますし、画面の変化が大きいとノイズが乗ります。

そのため、スマホのミラーリングと同様に写真や資料の共有なら良いですけど動画やゲームは無理です。また、資料を見せるだけならいけますが作成に使うのは諦めましょう。マウスの操作遅延が酷くて無理です。

結構発熱する

Chromecastもそうでしたが本体は結構熱くなります。

火傷するレベルとまではいきませんがFire TV Stickも個人的に不安になるレベルの熱さでしたね。やっぱ動画再生って処理が大変なんですね。

でも別に火事になったりしませんしテレビ本体も熱くなる機種がありますし、多くの人にとっては気にする必要はないと思います。

最後に

以上のようにFire TV Stickはパソコン無しですぐに大画面で動画が楽しめるアイテムで、リモコン操作が便利でBluetoothイヤホンが使える素晴らしいデバイスです。

しかし、ここまで紹介してきたように購入前に知っておいて欲しい仕様が沢山あります。

購入を検討している人は是非参考にしてみてくださいね。

タイトルとURLをコピーしました