漫喫・ネカフェ依存症になった経験談!依存って本当に怖いです。

どうもー。快活クラブの防音個室がメチャクチャ大好きなsitaです。

今回はあまり話題に上がらない”ネカフェ依存”について話そうと思います。

実際にネットカフェ通いが辞められなかった僕の経験に基づいて、ネカフェの魅力と恐ろしさについて話します。

読んで欲しい人:ネットカフェが大好きな人、自分や身近な人に心当たりがある人
 言いたいこと:最近のネットカフェはストレスフリーで快適。だからこそ依存の危険アリ

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最近のネットカフェの魅力

最近のネカフェは凄く綺麗

皆さんはネットカフェってどんな印象をお持ちでしょうか。

「簡単なパーテーションで区切られているだけ」「薄暗くて、なんか汚くて臭い」「周りの物音が気になる」「根暗な野郎が詰まっている空間」など、悪いイメージを持っている人も多いでしょう。

こう聞くと「逆にストレス溜まりそう…」と思うかも知れません。

しかし、最近のネットカフェは”快活クラブ”を中心にメチャクチャ進化しています。

  • 従来のネットカフェに比べて明るい空間(でも落ち着いた明るさ)
  • 店内換気・店内清掃が行き届いている
  • 女性専用エリアがあって女性も安心
快活CLUB|安心・安全・健全宣言
AOKIグループが運営する、コミック・インターネットカフェ(漫画喫茶)&カラオケの快活CLUB。 ソフトクリーム食べ放題・ソフトドリンク飲み放題に、鍵付完全個室など、バリのリゾート空間を再現した安心・安全・清潔な店内で、極上のリラックスをお過ごしください。
安心の3密ナシ営業中|インフォメーション|快活CLUB
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見られない・聞かれない・清潔な完全個室もあり

最近のネットカフェはなんと完全個室を備えた店舗も増えてきています。

僕の大好きな快活クラブの一部店舗では”防音”、”オートロック”、”部屋別の換気システム(共有部分の空気は来るけど他人の部屋の空気は来ない)”を備えた超快適な完全個室を利用することができます。

もう衝撃的なレベルでストレスフリーな空間なんですよコレが。

  • ヘッドホンの音漏れや自分の動作音が聞かれない
  • 誰かが勝手に部屋に侵入する可能性ゼロ
  • 他人の体臭や呼吸音から切り離される

実家で自分の部屋にいた頃を思い出してください。

特にやましいことがなくても家族が部屋の近くに居ると何だか落ち着かなかった経験ありませんか?

動画を見る時や音楽聞く時に音量を気にしたり足音とか気にしたりしちゃいませんか。

身に覚えがあるアナタにピッタリな空間なんですよ。快活クラブの防音個室は。

想像してみてください。「自分を見られない・聞かれない緊張感ゼロの空間」を。

こんなの引きこもりたくなるに決まっています。マジで人をダメにします(笑)。

マンガ・ドリンクバーあり。最近は飲食物の持ち込みOK

昔からほとんどのネットカフェでマンガが沢山置いてありますしドリンクバーが飲み放題です。

(反対に漫画喫茶にもパソコンがあるから漫画喫茶とネットカフェの違いが良く分からない…)

しかも最近のネットカフェはそれに加えて、なんと飲食物の持ち込みがOKなところが増えています。

カラオケでは現在でも飲食物持ち込み禁止で高いフードを購入するか我慢するかが強要されますが、ネットカフェでは飲食物持ち込みOKのところが増加中です。

当然お酒も持ち込めるので好きな酒とつまみを持ち込んで、最強の1人時間を過ごすことができてしまいます。

自分がネカフェ依存だと感じたエピソード

研究室に行くのが辛いときネカフェに逃げていた

ネカフェ依存だった当時、僕は理系の大学院生でした。

大学生に遊んでいるイメージしかない人も居るかも知れませんが、理系の大学院生はみんなどこかしらの研究室に所属して自分の研究をしています。メチャクチャ要領が良い人か、サボる気満々の人でない限り超忙しくなります。

僕の所属していた研究室はスケジュールこそタイトですが、コアタイムなどはなくて進捗報告くらいしか時間的な縛りはない研究室でした。

つまり、研究室に顔を出すも出さないも、何時に行くかも自由でした。

このように登校することを強要されていなかったので、当時は家を出発した後に途中で精神的に辛くなってよくネットカフェに逃げていました。

毎週末ネットカフェに行くのが1位2位を争うくらい楽しみだった

今も昔もゲームが大好きなので友人と通話しながらゲームするのが人生の1番の楽しみなのですが、ネカフェ依存だった当時はそれと同率一位でネットカフェに1日中引きこもることが楽しみでした。

平日に研究をサボってネットカフェに居る間ですら、週末に酒とつまみを持ち込んでネットカフェに1日中籠ることを楽しみにしていたレベルです。

なんというか禁煙やダイエットに失敗する人や、パチンコを有り金溶かすまで辞められない人に親近感湧きましたね。(僕自身はタバコもパチンコもやったことないし、食事も昔から気にしていましたが…)

暇さえあればネットカフェに入っていた

そしてネットカフェは”辛いことから逃げる場所”という役割を超え、ついに僕にとって”社会や人生から逃げる場所”という役割を持ち始めました。

上で紹介したように最近のネットカフェは周囲の人間と完全に切り離されるストレスフリーな空間です。そんな場所で長い時間を過ごす内に人と対面することが苦痛に感じるようになりました。

つまりコミュ症が悪化しました。

そしてコミュ症がさらに悪化していくと社会の一員として立ち回ることが辛いと思うようになりました。

(自意識過剰かも知れませんが大学院生という立場がある時点で社会人と呼ばれなくても社会の一員だと思います)

さらに状態が悪化すると最終的に、「この社会の中でこれからどうやって生きていこうか」つまり将来や人生について考えることも辛くなりました。

「社会と人生から逃げる」という形でネットカフェに引きこもるようになっていったのです。

実家の自室よりも安心感を感じていた

皆さんがニートや引きこもりと聞いて浮かぶのは、実家に引きこもっている人の姿じゃないでしょうか。

しかし実家には親がいます。自分を良く知る人に常に監視されている気分になるんです。引きこもりにとっては実家以外の場所で1人ボッチになれる空間が理想的です。

行動力や経済力がない人は実家に引きこもるという選択肢しかありませんが、アルバイトを何とかこなせて貯金がある社会不適合者にはネットカフェという選択肢が出てきてしまいます。

実家での引きこもりにならないギリギリの行動力と経済力を持った僕は、ネットカフェに引きこもるようになったということです。親すら避けるレベルで人と接することが苦手になってしまいました。

自分の決めた月の予算を守らなくなった

まず何かに熱中したり依存したりしたことがある人は経験したことがあると思いますが、どんどん出費が増えていきます。ソシャゲで課金額がどんどん増えている人とか凄く実感が湧くんじゃないでしょうか。

流石に金を借りる段階に行く前に自制心が働いて脱ネカフェ依存に向けて行動しましたが、ネカフェ依存になってから貯金が15万消し飛んで超危機感を感じました。(今は着実に貯めてますよ?本当ですよ?)

貯金が高速で減っていると気付いてからは月の予算を考えるようになりましたが、結局ネカフェ依存を突然抜け出せた日が来るまで予算を守れたことはありませんでした。

僕は絶対に依存性が問題視されているものに手を出しちゃいけない人間だと学びましたね。

漫喫・ネカフェ依存を抜け出したキッカケ

自分でもマズイと思って少しづつネカフェ依存から抜け出そうとした時期がありました。

抜け出そうと決心してから最初の方は上手くいって、行く頻度を2週間に1回程度にまで減らすところまでは計画通りに進みました。

でも、そこから更に頻度を減らすまでが中々できませんでした。しかもネカフェに行かなくなった代わりに1人カラオケに頻繁に行くようになりました。新たな依存先ができてしまったのです。

しかしこれほど重症に思えた僕でも、とあるキッカケで一度完全にネカフェとカラオケに行かなくなりました。

そのキッカケとはコロナウイルスの流行です。

あの時期を境に自分の生活習慣が大きく変わったのでもはやネットカフェとかどうでも良くなりました。

一応最初の2週間くらいは「次いつネットカフェ行けるのかな?」とか考えていましたが、当時大学院生だった僕は大学に入講禁止になった日から2週間くらいでネットカフェのことは完全に意識から消えました。

しかも追い打ちをかけるように、新社会人になってからは近くに良い漫画喫茶とネットカフェがない街に引っ越しました。もはやネットカフェに行くという選択肢が娯楽から消えました。

漫喫・ネカフェ依存の怖いところ

とにかくお金が無くなっていく

人によって感じ方は違うと思いますが、ネットカフェの料金は日常的に利用するには高いです。

僕の地元の快活クラブの防音個室の場合ですと2022年1月現在以下のような料金設定です。

  • 3時間 1310円(税込)
  • 6時間 2110円(税込)
  • 12時間 3300円(税込)

僕はよく6時間か12時間利用していたので1日に2, 3千円使っていたわけですね。独身社会人の今なら週2利用もできはしちゃいますが流石に勿体無さ過ぎます。可能であるからこそ危険なのかも知れません。

しかも長時間滞在する場合は食べ物を用意する訳ですし、人によっては交通費もかかることを考えると恐ろしい出費になります。

ネカフェ依存が何ヵ月も続くと簡単に十万単位で消し飛んでしまいます。酷い人だと百万単位で消し飛ばす危険性も十分あります。

人と対面することを避けるようになっていく

僕にとってネットカフェが「辛いことから逃げる場所」から「社会と人生から逃げる場所」と変わっていったように、ネットカフェに引きこもると人との対面を避けるようになる危険性が高いです。

  1. ネカフェに逃げて人との対面を避けるようになるとコミュ症が悪化していく
  2. コミュ症が悪化すると人と対面することに疲れるようになる
  3. 人との対面に疲れるともっとネカフェに逃げるようになる

このような負のループにハマって、コミュ症とネカフェ依存がどんどん悪化していって人との対面を全力で避けるようになってしまいます。

そんな時期があったせいで正直今は会社で働くのが凄く苦痛です。

依存していることを上手く隠せてしまう。周囲に気付かれにくい

ネカフェ依存って次のような理由で他の依存症に比べて隠し通すのが簡単なんですよね。

  • 最近のネットカフェはキレイな場所が多いので服が臭くなることが少ない
  • ギャンブル依存やソシャゲ依存に比べれば金の飛び方が緩やかな場合が多い
  • 家に引きこもらないから家族に引きこもりと思われない

周囲から気付かれづらいということは、手遅れになるまで誰も助けてくれない可能性が高いということです。

運動量が減って体型が変わったり、どんどん人付き合いが悪くなったり、お金に困るようになったりしてようやく異変に気付いてもらえる感じです。

自分で早く異常性に気付ける人なら良いですが、自分で気づけない人や上手く抜け出せない人は本当に手遅れになる可能性が高いです。

個人的にネカフェ依存って凄く危険だと思います。

ネカフェ依存で悩む人へ(対処法)

いっそ堂々と趣味にしたらどうだろうか

個人的にはネカフェのために日々お金を稼いで、ネカフェに金を使うことを生き甲斐の1つにしてしまうのも全然アリだと思います。

もう依存状態を出れないと思ったらネカフェ博士やらネカフェオタクになってしまってはどうでしょう。

いつも同じことをして有意義に感じられない時間を過ごすから罪悪感を覚えてしまうのです。

だったらいつもと違う体験ができるように工夫してしまえば良いんです。例として3つ挙げると

  • 持ち込み物、個室でやること、入店時間や曜日を変えて最高の過ごし方を探求する
  • 休日に無駄にネカフェ泊してみる
  • 毎週違う店に入る(ネカフェ巡りをしてみる)

このとき何か目標を決めると十分楽しい趣味になると思いますよ。

  • 市内や県内のお店を制覇する。全国制覇なんて強烈過ぎる
  • お気に入りの店で限定メニュー含めてフードメニューを制覇する
  • 個室が1番広い店、フードメニューが1番美味しい店、装飾が1番オシャレな店など、自分の中でのナンバー1を超える店を探し続ける

このような経験は良い話のネタになると思いますよ。僕個人としてはメチャクチャ聞きたい。

そしてSNSやブログで発信し続ければ結構人が集まると思います。今は防音個室もありますしYoutubeでの配信だってできます。

ネカフェはビジホの代わりに使う人も結構居るので、店内を詳細にレビューしたりフードメニューについて語ったりするのはかなり需要があると思います。

抜け出したいなら依存先を増やしていこう

「経済力的にネカフェ依存は絶対に抜け出したい」「趣味をネカフェ巡りになんて絶対したくない」みたいな人がたくさんいるでしょう。

ネカフェ依存から抜け出したいと思っている人は、依存している場所や行為を増やしていきましょう。

1つや2つくらいのものしか楽しみがないとか、生き甲斐がないという状態になるとリスクが高いのです。

大好きなものがたくさんあってネカフェがその内の1つとかだったら全然問題ないと思います。

このとき「ネカフェに使っていたお金を別のものに注ぎたい」と思っている人は何を趣味にしても良いと思いますけど、そもそも出費を減らしたいという人もいますよね。

出費を減らしたいという人は家でできる安い趣味を増やしましょう。

動画配信サービスを契約してアニメやドラマ、映画を見まくったり、Kindle Unlimitedなどの電子書籍サービスに契約して読書しまくったりするのはどうでしょう。

あとは料理を趣味にして食費を抑えれば健康も手に入って良いんじゃないでしょうか。

何事も依存し過ぎに注意!

今回はネットカフェ依存について知ってもらいたくて取り上げました。

しかし、こういう “依存症と定義されていないけど自分が依存しちゃっているもの” って誰しもあると思うんですよね。

熱中と依存は紙一重という感じもありますが、受動的な趣味のネットカフェ通いは依存としか言えません。

何事にも依存してしまえばデメリットがあると思うので、自分の習慣をよく見直して異常だと思ったら少しづつ改善していきましょう。

自力じゃ無理だと思ったら周囲に相談しましょう。

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