どうもー。イヤホンに続いてヘッドセットも手元に増えてきたポッターです。
今回は本業の会社から支給された「Microsoft モダン ワイヤレス ヘッドセット (8JR-00017)」をレビューします。
一言で言えばプライベート用途には向かないけど「とにかくTeamsオンライン会議で使うことに特化したヘッドセット」です!
商品の特徴と正直な感想を紹介します!
こんな人にオススメ!
・オンライン会議用のヘッドセットが欲しい人
・在宅ワーク用の無線ヘッドセットの購入を検討している人
・会社で一括購入するヘッドセットを探している人
製品紹介
基本スペック
本体重量 | 136 g |
バッテリー駆動時間 | 30時間(Teams音声通話)~50時間(音楽再生) |
充電時間 | 2.5時間でフル充電 |
充電ポート | Type-C |
無線接続方法 | USBドングル、Bluetooth |
オーディオコーデック | SBC |
再生周波数 | 100 ~ 20000 Hz |
マイク | 録音周波数:100 ~ 10000 Hz 2つの指向性マイクでノイズキャンセル |
機能 | 音量調整ダイヤル マイク上げ下げによるミュート ON/OFF 通話ボタン・Teamsボタン |



充電や接続方法などオンライン会議で必要なものに注力しているのが特長。
USB無線 と Bluetoothの二刀流
このヘッドセットの最大の特徴はUSBレシーバーを使う無線通信とBluetoothの両方に対応していることでしょう。
USBレシーバーを使うタイプの無線ヘッドホンは、レシーバーを刺すだけですぐ使えるメリットがあるけど、タブレットやUSBポートが少ないノートPCで使おうとすると不便なんですよね。
かと言ってBluetoothヘッドホンだとペアリングが面倒で、複数の端末で使う時に切り替える操作が必要になる手間が増えます。
ですがMicrosoft モダン ワイヤレス ヘッドセットは両方の接続方法を使えるので、自分にとって便利な方を使うことができます。
マイクの上げ下げでミュートON・OFFできる
左耳から伸びるマイク部分は可動式になっていて、マイクを顔の前に持ってくると音声が入力され、マイクを上げて仕舞うとミュートになります。
操作が直感的で分かりやすいですし、発言をしないときはマイクを仕舞えるで飲食がしやすいですし視界に入って来なくて良いですよ。

ダイヤル式の音量コントロール
右耳の方は実は回転するようになっていて、ダイヤル式の音量調整機能が付いています。
ダイヤル式だと直感的で操作性が非常に良くて、「分かりやすい」「調整が早い」「微調整もしやすい」と3拍子揃ったものになっています。
パソコンの前に居なくても音量調整ができるので、くつろいだり別の作業をしたりしながら聞き流すことができます
50時間という長いバッテリー持ち
コンパクトなのにバッテリー持ちは50時間と十分過ぎる長さを誇っています。
無線機器って電池が持たないと充電ケーブルを挿して使う場面が多くなって無線の意味がなくなっちゃうことがあるんですよね。
でも本製品はバッテリー持ちが良いので、無線の素晴らしさを存分に味わうことができます。
本体がコンパクト
ヘッドホンには耳に押し当てる “オンイヤー型” 、耳の周りを囲む “オーバーイヤー型” の2種類があります。
このヘッドセットはオンイヤー型で、耳を圧迫してしまうというデメリットはありますがサイズが小さいという特徴があります。
サイズが小さいので保管がしやすく、会社で予備含めて大量購入する場合に良さそうです。
(無線通信が2種類対応していて当初の想定と違う使い方をすることになっても対応できますしね)
使ってみた感想
使い勝手は期待通り!とても良い! でも音質は…
- USB無線とBluetoothの二刀流
- マイクの上げ下げによる直感的なミュート操作
- ダイヤル式の音量コントロール
これらの製品紹介に書いた3つの特徴は実際に使用してみると凄くありがたい。
特にマイクの上げ下げとても良いですね。会議中に水を飲みたくなったとき「マイクをどかせる」「ミュートする」を同時に行えて楽です。
音量コントロールも会議で声が大きい人と小さい人が居るときに咄嗟に調整できて超便利です。
ですが音質はあまり良くありません。
会議中の音声がとても聞き取りやすいように音作りがされているのですが、音楽を聴くのには全く向いていません。
iPhoneのスピーカーから流して聞く方が良いかも知れないレベルです。
1万円程度という値段設定が妥当だと理屈では思っているんですけど、装飾がシンプル過ぎるし音質が良くないせいで時々ぼったくられたように錯覚します。
音量調整ダイヤルが上手く動かない場面あり
この製品の特長として紹介した音量調整ダイヤルですが、正常に動作したのは一部のノートPCだけでした。
半分くらいの確率でどっちに回しても音量が上がり続けて上手く動作しませんでした。(しかもWindowsのPCで)
音量調整は別にPCでできるので致命的問題ではないんですが、音量調整の操作性がかなり良いだけに非常に惜しいです。
(僕の手にした個体が不良品なだけな可能性もありますが…)
メガネの人は長時間使用は難しそう
製品紹介ではオンイヤー型を「本体サイズが小さくなる」と褒めましたが、耳が圧迫されるという欠点があります。
安物のヘッドセットに比べればマシなんですけど、何時間も連続で使うと辛いですね。
特にメガネをかけている人は痛くなってくると思います。さらにマスクまで付けるとなったら人によっては1時間も使い続けられないと思います。
僕は実際にメガネを掛けてこのヘッドセットを使っていますが、何回か耳の裏が切れて炎症起こしてました。(気を付けているので最近は大丈夫ですが)
ただ着け心地にも力をいれてデザインしているようなので、裸眼やコンタクトの人はそこまで辛くないと思いますよ。
Teams以外はミュート操作が使えないかも
本体にTeamsボタンが付いているくらいTeams向けに作られている本製品ですが、当然ながらSkypeやLine、Zoom、WebEX、Discordなど他のサービスでも使えます。
そして便利なマイク上げ下げのミュート機能も基本的に使えるはずです。
ですが、SkypeとZoomでこのミュート機能が上手く動作しなかったことがありました。
ほとんどTeamsしか使っていないという人には特に問題にならないと思います。
まとめ
Microsoftモダンワイヤレスヘッドセットは、Teams会議を快適にすることにとにかく注力したシンプルな無線ヘッドセットです!
仕事に使うためのヘッドセットを探している人には良い商品だと思います。
「普段のオンライン会議はTeamsがメインか」「プライベートでも使うのか」「音質も欲しいか」という部分を踏まえた上で検討してみてくださいね。