どうもー。段々と家がイヤホンだらけになってきたポッターです。
今回はサンプル提供していただいた2022年5月27日発売の最新イヤホンMS-TW23をレビューします。
一言で表すと「女性向けに機能を取捨選択した高コスパなイヤホン」です。
もちろん中身がしっかりとした作りになっているので女性に限らず、高コスパなイヤホンを探しているならオススメですよ!
こんな人にオススメ!
・オフを楽しむための完全ワイヤレスイヤホンが欲しい女性の方
・耳に優しいワイヤレスイヤホンを探している方
・しっかりした作りの高コスパなワイヤレスイヤホンを求めている方
商品情報
写真




スペック
色 | Powder Pink Honey Milk Chocolate Moca Lavender Purple |
最大連続再生時間(本体のみ) | 約5時間(ゲーミングモード時は2割減) |
最大連続再生時間(ケースでの充電含む) | 約19時間 |
充電ポート | Type-C |
重量 | 約4g(片耳) |
通信方式 | Bluetooth 5.0 class2 |
対応コーデック | SBC / AAC |
対応プロファイル | A2DP(オーディオ) AVRCP(リモートコントロール) HFP(ハンズフリー) HSP(ヘッドセット) |
再生周波数 | 20Hz-20000Hz |
防水・防塵 | IP55 |
メーカー保証 | 1年 |
商品スペックから個人的に気になる部分を抜粋しました。
性能面では普通という印象。
突出して良いスペックの部分があるわけでもなく、大きな欠点があるわけでもありません。
独特のカラー展開と片耳4gという軽量さが特徴ですね。
MS-TW23の魅力
かわいいカラー展開!欲しかった色が見つかるかも
まず大きな特徴は色のラインナップです。
全部がパステル調の落ち着いてるけどかわいい色合いをしています。

ピアスやイヤリングをする人は、イヤホンの色や形状にも拘りたいんじゃないでしょうか。
でもパステルカラーなイヤホンって無難な色に比べると選択肢が少ないし、安物が多いですよね。
ですが、MS-TW23は表面がマットで落ち着いた質感をしていて安物感がありません。
音質や機能も値段相応なので性能面もバッチリです。
「パステルカラーのイヤホンが欲しい。でも安物はイヤ」という人にとてもオススメです。
スッキリしたデザイン!珍しい四角い充電ケース
イヤホンと充電ケースが両方ともコンパクトだし、色合いと合わせてとても可愛らしい印象を受けます。
イヤホンを付けていても耳の周りがゴチャゴチャしませんし、充電ケースもカバンの中でスペースを取りません。
また、充電ケースが完全無線イヤホンに珍しい四角い形状をしているのが良いですね。
おうち時間だけで使うという人も、充電ケースを机の上に置いても引き出しに入っていてもキッチリした見た目になります。
付け心地と音に拘りアリ!耳に優しいイヤホン
MS-TW23は耳への優しさに力を入れています。
- 片耳約4gという軽量さ
- フィット感に拘ったイヤーピース(先端のゴム部)
- 疲れにくいサウンドチューニング
これら3つの要素で同価格帯のワイヤレスイヤホンに比べて、長時間使用で疲れにくく感じます。
音質に関しては値段相応という感じで、疲れづらくするために低音や高音は控えめになっています。
僕はカナル型イヤホン(先端にゴム部があるイヤホン)があまり好きじゃなくて頑張っても1時間くらいしか付けていられません。
でもMS-TW23は特に無理することなく2時間ほど連続で使用できました。
(ちなみに同じシリーズの上位版イヤホンのMS-TW33も同じくらい快適でした。)
低遅延モードで音ズレ小!動画鑑賞の没入感もバッチリ
完全ワイヤレスイヤホンは煩わしい線がないので、動画鑑賞の快適さや没入感が増えるというメリットがあります。
でも実はワイヤレスイヤホンって普通の有線イヤホンよりもスマホやパソコンから音が伝わるまでにタイムラグがあります。
安いワイヤレスイヤホンだとこのタイムラグが大きくて、YoutubeやNetflixで動画を見るときに映像と音のズレが気になってしまうことがあります。
これだといくら線がなくて快適と言っても、ドラマや映画の名シーンが台無しになってしまいます。
ですが、このイヤホンには音ズレを減らすゲーミングモード(低遅延モード)があります。
多くの人が動画から音ズレを認識できない0.07秒まで音の遅延を減らしてくれます。
このようにMS-TW23を使えば音ズレに悩むことなく線に縛られない快適なおうち時間を過ごすことができます。
防水・防塵でジムやヨガのお供にも
IP55相当の防水・防塵で外でランニングするときや、ジムやヨガのお供に使うことができます。
防水と防塵にもレベルがあるので、防水と書いてあっても汗に耐えられるか怪しいイヤホンもあります。
IPの後ろの2つ目の数字が防水レベルを表しているのですが、5はちょっとした流水に耐えられるというレベルなのでMS-TW23は汗に耐えられます。
(ちなみに4は飛沫に耐えられるレベルを表しているので、汗は怪しいです。)
インドアだけでなく、アウトドアやアクティブな趣味でもバッチリ使うことができます。
微妙な点
バッテリー持ちがヘビーユーザーには足りないかも
連続再生可能時間が約5時間と最近のワイヤレスイヤホンの中では短い方です。
また、ゲーミングモード(低遅延モード)だとバッテリー持ちが3~4時間と短くなります。
映画1本を連続で見るくらいは耐えられますが、ヘビーユーザーだと段々と充電が間に合わなくなって電池切れに遭遇するかも知れません。
通話にも使えるので長電話しちゃう人には怪しいかも知れませんね。
でもそもそもイヤホンを長時間使用するのは耳に良くないですよね。
なのでこのイヤホンを電池切れさせるような使い方をする人は、自身のイヤホンの使い方を見直した方が良いと思います。
ゲーミングモードって名前だけど…
このイヤホンの低遅延モードはゲーミングモードという名前で紹介されています。
基本的に選ぶ操作しかしないRPGやソーシャルゲームだったら、このイヤホンの低遅延モードを使えば十分快適になると思います。
しかし、Apexモバイルのようなアクションゲームやプロセカのような音ゲーなどには向いてません。
音の遅延を敏感に感じやすいゲームでは実用性があるとは言えません。
なんて書きましたが、名前が良くないだけで動画鑑賞やスマホゲーム向けの良い機能だと思いますよ。
ボタンの向きが微妙
イヤホン本体のボタンは、スマホに触らずとも音楽の再生・停止、曲送り、音量調整ができる超便利なものです。
ですが、そのボタンの向きが個人的には良くなかったですね。
ボタンを押すとイヤホンを奥に押し込むような動作になってしまいます。
他のイヤホンにはボタンが下側に付いていたりタッチで操作できるものもあって、タッチ操作が一番耳に優しい気がします。
でもMS-TW23も人差し指でイヤホンを抑えて親指でボタンを押すなど工夫すれば大丈夫です。
最初は押しづらいかも知れません。でもその内に慣れていくと思います。
その他知って欲しいこと
寝ホン(寝ながらイヤホン)にはちょいオススメくらい
完全ワイヤレスイヤホンは線が無いので寝ホン(寝ながらイヤホン)にオススメです。
しかもMS-TW23は本体サイズが小さいので、その中でもオススメ度合いが高い方です。
ですが、耳から出っ張るデザインをしているので寝返りを打ったり、横向きで寝ると耳に強く押し込まれる形になります。
入眠時にASMRなどの音声を聞いている人が増えてきているようですが、MS-TW23を寝落ち前提で使うのは声を大にしてオススメはしません。
あと、音声が再生されていないときにイヤホンのライトが光ります。
僕は寝る前に真っ暗な部屋で布団に入りながらスマホを弄るのですが、イヤホンを耳に付けたものの動画をすぐに再生しなかった時に結構周囲が明るくなります。
そもそも寝る前にスマホを弄るのが良くないですが、同じような使い方している人は気になるかも知れません。
前モデル(MS-TW22)が同じデザインでちょっと高機能
1つ前のモデルMS-TW22というイヤホンもあります。
こちらは少し値段が高いですがaptX対応で音質が良く、急速充電にも対応しています。
デザインはほぼ同じでカラーバリエーションだけ異なります。
どうしてもaptXに対応して欲しい人や、急速充電が欲しい人、TW23の色に惹かれない人はTW22をチェックして見ても良いかも知れません。
ただ、iPhoneはaptXに対応していない(できなくはないけど…)のと、急速充電が活きる場面が全くない人も結構いると思います。
拘りがなければ安いMS-TW23で良いと思います。
まとめ
- 選択肢の少ないパステルカラーで作りのしっかりしたイヤホン
- 重量、イヤーピース、サウンドバランスに拘っていて耳に優しい
- 動画鑑賞にも運動のお供にもピッタリ。インドア派アウトドア派両方にオススメ
これらの特長を持った、粗がほとんど無い高コスパなイヤホンです。
特に色が気に入った方、5000円台でしっかりとした作りの完全無線イヤホンが欲しい方にはとてもオススメです。
是非購入を検討してみてくださいね。