どうもー。「インナーイヤーイヤホン」と「ワイヤレス」という言葉が大好きなsitaです。
今回は僕の愛用イヤホンurbanista San Franciscoが完全ワイヤレスになった新商品”urbanista LISBON”をレビューします。
一言で言えば「超コンパクトで開放感抜群の超快適イヤホン」です!
一貫した商品コンセプトで仕様の取捨選択をしたコスパ最強イヤホンです!
本当にオススメなので是非検討してみてください!
こんな人にオススメ!
・音や装着感で解放感があるイヤホンが好きな人
・テレワークなどで長時間付けても疲れないイヤホンが欲しい人
・寝ホン(寝ながらイヤホン)用のイヤホンを探している人
・カラフルでビビットなカラーのイヤホンを付けたい人
スペック

基本スペック
ワイヤレス機能 | Bluetooth 5.2 |
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対応プロファイル | A2DP/AVRCP/HSP/HFP |
対応コーデック | SBC/AAC |
再生時間 | 約9時間(充電ケース併用時 約27時間) |
充電端子 | USB type-C |
周波数帯域 | 20Hz – 20,000Hz |
インピーダンス | 32Ω±15% |
重量 | 片耳約4g |
ここではスペックを一部抜粋して紹介します。
Bluetoothのバージョンは5.2と高いものの音質に関わりそうなスペックはまずまずという印象。
価格帯とインナーイヤーイヤホンだということを考えると妥当な感じですね。
電池持ちに関してはイヤホン単体でも9時間持つのでテレワークにも耐えられるレベルです。
充電ケースありなら一日もつので旅行中に使用しても困らない。
そして重量はなんと片耳4g程度と超軽量です。
タッチ操作
音楽の再生・停止、音量調整、曲送り、着信受話、音声アシスタント起動をイヤホン側から操作できます。
再生機器に触る必要が無いし、スマホとかから離れてもある程度操作できるので便利です。
イヤホンにボタンは付いていなくてロゴの部分をタッチ操作します。
完全ワイヤレスイヤホンって耳につけているとボタンが押しづらいと個人的に感じているので結構嬉しいポイント。
ただ、冬場だと人によっては反応しづらくなるかも知れません。
付属のカバーで付け心地を変更可能
本体につけて装着感を安定させるカバーが付属しています。
付属しているというか買って初めて開封したときは既にカバーが付いた状態になっています。

カバーを外せば超軽量・超コンパクトで耳に接触する面積の少ないイヤホンになりますし、カバーを付ければ安定感抜群な超軽量イヤホンになります。
個人的にはカバーを付けなくても安定して付けれる人はカバー無しで使うのがオススメです。
本当に装着していることを忘れる小ささと解放感です。
また、カバーが無い方が耳の奥まで入れられるので聞こえる音も良くなります。
urbanista LISBONの魅力
外の音が聞こえるし開放感抜群
これはurbanista LISBONというよりインナーイヤーイヤホンの特徴ですが、カナル型と違って耳の穴を密閉しないので外の音が聞こえます。
もちろん、そもそも耳の穴に何も入れない骨伝導イヤホンの方が外の音は聞こえますが、正直外の音の聞こえ具合はそこまで差はありません。
むしろ音質に関しては同じ値段で比べればインナーイヤーイヤホンの方が圧倒的に良いです。
解放感ある高コスパイヤホンを求めているなら本当にオススメです。
超軽い
ビックリするくらい軽いです。
インナーイヤーイヤホンなのでイヤーピース(ゴム部)もありませんし、完全ワイヤレスなのでコードもありません。
普通の完全ワイヤレスイヤホンは本体だけで良い音を鳴らすためにデカくなったり、バッテリーを積んだりして重くなることが多いのです。
ですがurbanista LISBONはメチャクチャ軽いです。
値段と音質と軽さのバランスを多分極限まで調整したのでしょう。
イヤホンに解放感を求めている人には本当に魅力的な軽さですよ。
装着感が超優しくて最高
人間工学に基づいた何たらかんたらな感じの形状(テキトー)をしています。
僕の説明はテキトーですが良く考えられた形状です。
普通の円形のイヤホンとは比べものにならないフィット感です。


僕の愛用している同じメーカーの有線イヤホンurbanista San Franciscoとほぼ同一の形状です。
urbanista San Franciscoを気に入っている人ならとてつもなくオススメです。
ちなみに、耳に入れて初めて分かる程度だけどSan FranciscoよりLISBONの方が若干大きいです。
本体もケースもコンパクト
本体もケースも凄く小さくて場所を取りません。
そしてもちろん完全ワイヤレスということで線がないので収納面においては全イヤホン最強と言っていいでしょう。
持ち運ぶときはもちろん、家でしか使わない場合でもイヤホンの収納性って結構違いを実感しますよ。
普段はメインで使うイヤホンを机の上に出しっぱなしにするのですが、urbanista LISBONをメインにしてから机がかなりスッキリしました。

比較として、僕の手元にある完全ワイヤレスイヤホンのAnker Soundcore Liberty 2 Proと500円玉を一緒に撮影しました。
値段相応の音質、音の作りは開放的
urbanista San Franciscoより音自体はクリアで、高音がキレイに感じます。
しかし、音圧っていうんですかね?音の迫力はSan Franciscoの方が強いように感じます。
ただ有線イヤホンは繋いでいるオーディオ機器によって音質が変わりますから単純比較はできませんね。
普段良いオーディオ機器を使用しているなら有線のSan Franciscoの方がキレイで迫力がある音になるはずです。
格安スマホの人はもしかしたらLISBONの方が良くなるかも知れません。
感動的ではないが値段相応に高音質という印象です。(まぁ正直僕はそんなにオーディオに詳しくないですが…)
寝ホン(寝ながらイヤホン)にオススメ!最強候補かも
普通に寝ホンできちゃうレベルで小さいです。
他の完全ワイヤレスイヤホンも色々と調べてみましたが、もしかしたら現状最強レベルの小ささかも知れません。
ただ、やっぱり耳の中に物が入っている状態で横を向いて寝ると、耳のどこかしらは不自然に圧迫されるので声を大にしてオススメはしません。
また、カバーを付けた方がしっかりフィットするので寝返りを打っても外れづらいんですが、カバーを付けない方が耳への圧迫感は少なくなるので両方試してみると良いと思います。
あと、スピーカーが普通のイヤホンより耳の穴深くに近い気がするので、バイノーラル録音されたASMRとかVRコンテンツとかでちょっとだけ音が近く感じるかも知れません。
心癒される音声聴きながら寝るのに結構良いイヤホンかも知れません。
Type-Cで高速充電
最近は割と標準にはなってきましたが充電ポートはUSB Type-Cポートです。
他のデバイスの充電器を流用できて便利だし、高速充電できるしType-Cなのは凄くうれしいです。
結構未だにmicro Bポートのガジェットも多いのでポイント高いですよ。
高速充電できるということは、使用している時間に対して充電している時間が短くて済むということなので地味にQOL(クオリティオブライフ)に効いてきます。
カラーバリエーションが豊富
カラーバリエーションは
- Midnight Black
- Mint Green
- Blush Pink
- Vanilla Cream
- Coral Peach
の5色あり、黒以外の色はかなり強めの色味をしていてカラフルなラインナップをしています。
大胆な色味のイヤホンが好きな人に凄くオススメです!
気になるところ
小さいから耳から少し取りづらい、無くしそう
ここまでコンパクトなことを褒めちぎって来ましたが、小さいからこそのデメリットもあります。
小さいので耳から出すときに他のイヤホンよりも取り出しづらいです。
慣れてしまえば気にならなくなっていきますが、他のよりちょっとコツがいるのは事実です。
所謂うどんイヤホンみたいに伸びている部分も無いので最初は取り出しづらかったです。
また、特に寝ホン(寝ながらイヤホン)をする人は、朝起きた時にもしイヤホンが外れてどこかに転がっていたら探すのは大変だと思います。
他の完全ワイヤレスイヤホン以上にケースにちゃんとしまわないと危ないイヤホンです。
それくらいコンパクトということです。
ケースがかなり安っぽく感じる
こんなに便利なのに値段は5000円台に抑えているということで、当然ながらコストダウンを行っている部分があります。
それはケースの外装です。
黒色のケースは実物手にしてみると見た目も触り心地もすごく安物感があります。
ただ、黒以外のカラーを選択した場合は一周回ってオシャレかも知れません。
しかし、安っぽいと同時にケースも軽いというメリットも生まれています。
イヤホンのポジションを調整するときに誤操作しやすい
タッチ操作に対応している関係で不用意に触ると誤操作してしまいます。
シングルタップが音量アップ音量ダウンなので音楽が止まるような致命的な誤操作は滅多にないですが、意図していないタイミングで音量が変わるのも若干ストレスですよね。
カバーを付けていない状態で使用している場合は特に誤操作が多くなります。
慣れれば良いだけの話ですが、ボタンが付いているタイプよりも誤動作する確率は高くなっていると思います。
その他知って欲しいこと
Fire tv stick(第3世代)で使用すると約5分後に電源が切れる
Fire tv stick(第3世代) に接続するとちゃんと音は鳴るのですが接続してから約5分でイヤホンの電源が落ちます。
Fire tv stick(第3世代)って接続した瞬間から無音の信号を流し続けているみたいで、どのワイヤレスイヤホンを繋いでも接続通知が鳴らならないんですよね。
そして、5分という数字ですがurbanista LISBONは5分間ペアリングができなかった場合はペアリングを諦める仕様になっています。
ここからは推測ですが、urbanista LISBONはケースから出してペアリングモードになると5分後に電源を切るタイマーが起動して、接続通知を鳴らした後にこのタイマーをオフにするという仕組みなんじゃないかと思います。
けれどFire tv stick(第3世代)相手のときは接続通知が鳴らないからタイマーオフの処理が働かなくて電源が切れてしまうんじゃないかと思います。
他の世代のFire tv stickはどうか分かりませんが、とにかくFire tv stickには使えない可能性が高いと思ってください。
インナーイヤー型なので音漏れには注意
まずurbanista LISBONではなくインナーイヤーイヤホン全般の注意ですが、カナル型のように密閉されていないのがメリットでもあってデメリットでもあります。
密閉されていないので音漏れします。外で使うときは気を付けてください。
満員電車とかバスで使ったら隣の人にシャカシャカ聞こえている可能性が高いですよ。
個人的には家で使用するか散歩やランニング中に使用するのがオススメです。
Type-Cポートはむき出し
個人的に充電口がむき出しなのは嬉しいです。
Anker Soundcore Liberty 2 Proみたいにフタが付いていると充電のときに邪魔だし、取れてしまう心配があるので、むき出しでシンプルな形状しているurbanista LISBONの方が好きです。
実際、Anker Soundcore Liberty 2 Proの方ではフタと干渉して一部のType-Cコードは刺さらなかったし細めのコードでもフタのゴムに負担をかける状態になるので、個人的にかなり気になっていました。
しかし、防水性能を重視している人にとってはポートがむき出しなのはマイナス要素ですね。

SBCかAACなので当然遅延あり。ゲーム用途には向かない。
ワイヤレスイヤホンのレビューでいつも書いている気がしますが、このイヤホンも低遅延を売りにしているイヤホンではないので画面に対して音に遅延があります。
音ゲーだったりアクションゲームをするときに使用することはオススメしません。
動画や音楽鑑賞に使用しましょう。
タッチ操作の割り当ては変更できない
タッチ操作の割り当てを変更したりすることはできません。
なので他の完全ワイヤレスイヤホンと操作を合わせることはできません。
Anker Soundcore Liberty 2 Proはできたので一応書きましたが、できないのが普通だと思います。
ノイズが目立つ場合は初期不良の可能性が高い
これは購入後の話になりますが、僕が最初に手に入れたものは小さいノイズが左耳だけ鳴り続けるという不都合がありました。
その後交換してもらったのですが、良品では全くノイズは聞こえません。
イヤホンの中にはホワイトノイズが乗ってしまうのが仕様の商品もあるみたいですが、urbanista LISBONでは目立つノイズは鳴りません。
もし購入後にノイズが聞こえるようでしたら販売元に連絡してみると良いかも知れません。
まとめ
イヤホンに快適さと解放感を求めていて、音質はそこそこで良いという人には最強のイヤホンです。
インナーイヤーイヤホン大好きだという人はもちろん、カナル型のイヤホンしか使ったことない人も是非検討してみてください!