線が絡まらない!urbanista San Franciscoレビュー!

どうもー。インナーイヤーイヤホン大好きなポッターです。

この記事では現在愛用しているurbanista San Francisco Dark Clown Blackについて紹介します。

かなりお気に入りのイヤホンです。

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外観とスペック

本体の外観

写真に写っている下の黒いイヤホンがurbanista San Franciscoです。上の青いイヤホンは比較として映しているaudio-technica JUICYシリーズのATH-J100iSというイヤホンです。

今回レビューするurbanista San Francisco(下) と 比較用のATH-J100iS(上)

ATH-J100iSはインナーイヤーイヤホン(インイヤー型と呼ぶ人もいます)でマイク付きという点が共通しているため比較対象として選びました。買う場所や時期によるとは思いますが、urbanista San Franciscoは3000~5000円程度でATH-J100iSは1000円程度です。

urbanista San Franciscoはコードの形状と耳に入れるスピーカー部分が特徴的です。スピーカー部分はappleのearpodsに似た形状をしています。どちらの商品も形状に関して「人間工学に基づいた何とやらかんとやら~」と謳っていてかなり研究された形状だそうです。今後インナーイヤー型では似た形状のイヤホンが増えてくるんじゃないかなーと思います。

箱の外観

そこまで重要じゃないですが、インナーイヤーイヤホンに多いコンパクトな箱です。カナル型と違ってイヤーピースの予備や他サイズを同封する必要が無いですし、無線イヤホンと違って充電器も必要ないので当然ですね。

保障を使う時や中古で売りたくなった時のために僕はしばらく箱を取っておくのですが、少し高級なイヤホンは無駄に箱が大きいことが多くて少し不満なんですよね。

その点、この商品は箱がコンパクトで商品スペックも分かりやすく書いてあって好き。

urbanista San Francisco Dark Clown Blackの箱(表)
urbanista San Francisco Dark Clown Blackの箱(裏)

基本スペック

基本スペックは上の写真や公式サイトで確認できます。

周波数帯域はあまり広範囲とは言えません。1000円のATH-J100iSですら18~22000Hzなので出る音域はスペック上は狭いです。ただ実際にはカタログスペックよりも値段の方が音質には重要です(無慈悲)。

インピーダンスは32Ωで高めです。自分が見るようなインナーイヤー型は大体16Ωなので大きめだと思います。簡単に説明するとインピーダンスは大きい方が音が小さくなりますが、音量が大きいときのノイズが少なくなります。ただ、使う音声ファイルや再生機器によってはあまり差が無いかも知れません。

ドライバーサイズはインナーイヤー型の中では大きい方だと思います。大きい方が高音質な傾向があるそうです。まぁ繰り返しになりますが音質は大体値段に比例します。

Access denied

良い点

線が絡まりづらいのが凄く良い

上のATH-J100iSとの比較の写真でも分かると思いますが、安いイヤホンによくある「線に変な癖がついて絡まりまくる」なんてことが全然起きないです。流石に結び目ができる状態で引っ張ったらダメですけどね。しかし線が曲がりづらいので結び目ができそうになっても、無理矢理引っ張らない限りは結び目ができません。

絡まったイヤホンを解く時間が大幅に減少するので、QOL爆上がりです。

値段の割に音がキレイ(音割れとかノイズが少なくて優しい音)

インナーイヤー型って元々パーツにお金がかからないのか、2000円くらいで音が良い機種も多いのですが、urbanista San Franciscoは特に音質がお値段以上だと感じました。

今まで使っていたインナーイヤー型に比べて、音がハッキリとしているのに尖った印象が全然なくて優しい音です。昔愛用していたSennheiser MX365の方が音のバランスは好みなんですけど、音の再現度というかノイズの少なさとしてはurbanista San Franciscoの方が上だと思います(耳はそんなに良くないので本当に参考程度に…)。

耳へのフィット感が高い

形状からも分かるようにフィット感がとても良いです。カバー無しでも耳の皮膚に優しい印象です。

あと、スピーカー部分が膨らんでいるので普通のイヤホンよりもスピーカーが耳の奥に入る形になります。つまり音が近いということです。これが音が鮮明に感じる要因の1つだと思います。もしかしたら、バイノーラル録音したものや仮想的に立体音響にしたASMRやVRコンテンツにも良いかも知れません。

ただ、耳の形って人によって結構違うので普通のインナーイヤー型と比較して、全員に対してフィット感が高いかはちょっと疑問です。

気になる点

低音が強調された少しこもった音

インナーイヤー型のイヤホンって低音が弱いものが多いので、その弱点を補うためか urbanista San Francisco は低音が強めです。僕は個人的にSennheiser MX365のスッキリしていて開放的なサウンドが好きなので、最初はurbanista San Franciscoは音がこもったように感じました。

ただ、使っていく内に慣れてしまったので今となっては正直そこまでマイナスではないです。しかも、インナーイヤー型なのでカナル型に比べれば低い音はやっぱり聞きづらいです。ただ、インナーイヤー型を愛用している人の中には、差があり過ぎて慣れない人も居るかも知れません。

掃除しにくい箇所がある

お見苦しいので実際の写真は見せませんが、下のパッケージ写真の丸で囲った部分に耳垢が溜まりやすい上に掃除が難しいです。粘着テープとかブラシとかで取る形になります。

カナル型のイヤホンと違ってゴムで隠れづらいので、人に耳垢を見せたくない人は頻繁に掃除が必要です。

まぁ他のイヤホンもスピーカー部分は結構掃除しづらいですし、むしろイヤーピースを外したり穴の深くを掃除したりする必要がないので、掃除しやすい部類かも知れません。

urbanista San Franciscoの汚れやすいところ

その他知ってほしいこと

音量調整はできない

スライド式の音調調整みたいなものはもちろん無いですし、スマホや音楽プレーヤーなどに指示を送るタイプの音量調整ボタンもありません。

有線イヤホンなのでスマホからそんなに離れないはずで、無くてそんなに困るものじゃないですけどね。イヤホンのレビューとか見ていると音量調整ボタン欲しい人結構いるみたいなので書いておきました。

マイクの位置に騙されないで

これはどちらかと言えば買ってからの話ですが、マイクの位置がちょっと分かりづらいかもです。下にある1つ目の写真に写っているロゴマークのところにマイクがあります。2つ目の写真のようにコードが別れ道の部分にマイクっぽく見える部分があってちょっと紛らわしいです。

このイヤホンを使ってゲームでボイチャしているときに「声が遠い」とか言われたことはないので、マイクの性能は十分あると思います。

ですが、知り合いに声がマイクに拾われづらい人が居まして…。そういう人はマイクの位置を知っておいた方が良いと思うので、一応確認しておいてくださいね。

urbanista San Franciscoのマイクの位置
urbanista San Franciscoのコードの分かれ目(マイクはここではない)

装着時にスピーカーの位置を意識し過ぎないで

これも買ってからの話ですが、先ほど汚れ安いと紹介したスピーカー部ですが、このスピーカー部を意識し過ぎて鼓膜に向くように無理矢理ねじ込んだりしないよう気を付けてください。

僕も友人も変にスピーカー部を意識しちゃって最初入れるのに苦労しました(笑)。

右耳用と左耳用を間違わないよう気を付け、スピーカーの向きを気にし過ぎずにゆっくりと入れればキレイに耳にフィットすると思います。

urbanista San Franciscoスピーカー部

最後に

urbanista San Franciscoは線の絡まりにくさ、音質、フィット感が特長の個人的に超コスパが良いインナーイヤーイヤホンです。

インナーイヤーイヤホンとしては低音が強めなのが人によって良い面だったり悪い面だったりしますが、イコライザで調整できますし余程の低音嫌いじゃなければ大丈夫だと思います。

良いインナーイヤーイヤホンを探している人は是非検討してみてください。

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