どうもー。自分のツイートが知らぬ間にまとめサイトで使われていたのが怖かったsitaです。
この記事ではSNSに上げた画像が知らぬ間に使われているかも知れないよという注意喚起と、自分の画像が勝手に使われているか調べる方法と対策についてまとめました。
まぁぶっちゃけ完璧な対策はないんですけど、今後SNSで大きな失敗をしないように一度目を通してみて欲しいです。
この記事のライターの例
僕が自分の画像が無断使用されていると気付いたキッカケは、GoogleやYahooなどにこのサイトがちゃんと登録されているか調べているときでした。
このサイトのドメイン名である”tougue-sita”で検索をかけていたのですが、僕のTwitterのIDが”tongue_sita”というハイフンがアンダーバーに変わっただけのものだったので自分のTwitterも検索結果に出てきました。
ここまでは良かったんですけど、このとき何故か「まとめサイト」と呼ばれる匿名掲示板やSNSの関連する投稿をまとめたサイトが一緒に2つヒットしました。
見てみたら片方は僕のツイートをサイトに埋め込んでいて、もう片方はURLから先頭のhを抜いてリンクはせずに僕のゲームのスクリーンショットを貼っていました。
別に悪い使われ方はしていませんし、僕の取ったゲームのスクリーンショットがキレイな画像だと思って使われたと思うと嬉しかったですけどね。
でも、何となく気持ち悪いというか怖いと感じましたね。
引用元を書いて勝手に使うのは普通のこと
皆さんはTwitterやインスタなどのSNSにURLを付けるときに、そのURLのサイトの管理者に許可を取っていますか?
普通は考えたこともなく当たり前のように勝手に貼り付けますよね?
それと同様に、あなたのアカウントが鍵付きではない場合、あなたの投稿が勝手に共有されるのは普通のことなんです。嫌なら鍵を付けてねということです。
(鍵を付けてもスクショされて拡散される可能性はあるので、勝手に広まるのが本当に嫌ならそもそもSNSをやらない方が良いです。多くの人に見てもらうのがSNS本来の目的なので…)
そして、あなたが上げた画像や写真も同様です。つまり、相手に悪意がなくても自分が上げた写真がどこかのサイトや有名人に知らぬ間に共有される可能性があります。
無断使用の怖いところ
意図しない形で無断使用されている可能性もあり
また、次のような悪質な形で無断使用されるケースもあります。
- 自分の書いた絵が勝手にソシャゲの背景として使われる
- 自撮り写真が勝手に詐欺用のアカウントのアイコンに使われる
- 自分の取った写真を誰かが勝手に販売する
など、その他にも様々な形で悪質な無断使用をされているケースは沢山あります。
自分のSNSのどの画像がいつどこで使われるか分からない
上で書いたように画像を勝手に使われるときは、悪質な場合でも悪質でない場合でも「あなたの画像を使わせてください」という連絡が来ることはほとんどありません。
つまり、自分から調べなければ「どの画像」が「いつ」「どこで」「誰に」「どのように」使われているのか把握することは難しいです。
こうやって考えると勝手に使われるのって結構怖くないですか?
フォロワー数は関係ない
僕のゲームのスクリーンショットが引用されていたことを上の方で書きましたが、当時はフォロワー10人未満という非常に少ない状態でした。
でも、そのゲームが発売されたばかりだったのと、ハッシュタグにゲームのタイトル名を付けてツイートしていたため、多くの人の目に触れていたみたいです。
多分まとめサイトのライターが記事を書いていてTwitterで画像検索をしていたタイミングで僕がツイートしたのでしょう。それでフォロワー数が少ない僕のツイートの画像が目に入ってしまった訳です。
つまり、フォロワー数は少なくてもその時流行っているものに関する画像を上げれば、勝手に画像が使用される可能性は十分にあります。
調べる方法
自分のSNSのIDをGoogle検索してみる
僕が自分の画像が勝手に使われていると気付いたキッカケと同じことをすれば良いんです。
SNSのIDをGoogle検索してみると出てくることが多いです。
この方法では、「引用元としてURLを貼り付けているサイト」と「SNSの投稿を埋め込んでいるサイト」の2種類を発見することができます。
つまり、引用元を示さずに画像を使われているケースはこの方法では見つけることができません。
特に気になる画像は画像検索にかけてみる
特に無断使用されたくない画像に関しては、画像検索にかけることをオススメします。
画像検索では似た画像も含めて探してくれるので、少しトリミングされた画像や、画質が劣化している画像、勝手に広告に使われていてテロップが足された画像など、オリジナルとは違う状態のものもヒットしてくれます。
しかし残念ながらこの方法にも弱点があり、GoogleやBingなどの検索エンジンへの登録を拒否しているページを発見することができません。
また、お店の看板や装飾に勝手に使われているパターンはそもそもネット上に無いものなので見つけることができません。
業者に頼む
僕は頼んだことがないのでどれくらい検出できるのか分かりませんが、有名どころとしては一昔前に話題になったCOPYTRACKという無断使用の検出と著作権侵害の請求を行ってくれるサービスがあります。
あとはネットに強そうな何でも屋とか探偵とかに頼むとやってくれたりするんですかね…?
ただ、それでもお店の看板や装飾に勝手に使われているケースを調べるのはやはり難しい気がします。
対策
アカウントに鍵をかける
鍵付きのアカウントにしてしまえば知り合いにしか見られなくなるので、知らない人に勝手に見られることは少なくなります。
少なくなると書いたのは「絶対に」とは言い切れないからです。
自分をフォローしている人が勝手に外部に共有して、知らない人に勝手に使用されるという可能性があるからです。
一時期話題になったバイトテロの件も実はほとんどがカギ付きアカウントだったそうで、フォロワーが外部に見える形で拡散してしまったために明るみになったようです。
流行にいち早く乗った投稿をしない
無断使用で多いのがキュレーションサイト、いわゆる「まとめサイト」と呼ばれるところにされることが多いです。
まとめサイトは広告費やアフィリエイトで稼ぐことを目的として運営されていて、とにかくアクセス数を増やすことを狙っています。
どうやってアクセス数を増やすかと言いますと、ネットで話題になったことをいち早く記事にして拡散して人を呼び込みます。
じゃあどうやって今のトレンドをいち早く記事にするのか。それは簡単でSNSでトレンドのワードで検索して、良さそうな投稿を引用しまくるんです。
なので、トレンドになっているワードを含んだ投稿をすると無断使用される可能性は一気に高まります。そのワードについて投稿したくなっても盛り上がりが冷めてから投稿しましょう。
人気のタグをつけない
上に関連しますが、トレンドを追っている人達はハッシュタグで検索する可能性が高いです。ハッシュタグを付けないだけでも「まとめサイト」などに引用される確率はかなり下がるでしょう。
ただ、ハッシュタグを付けなくてもトレンドワードを含んでしまったら意味がないので、タグとか関係なく検索されやすいワードを避けましょう。
そもそも勝手に使われて困る画像は投稿しない
これは一番難しいですが、そもそも勝手に使われても良い画像しか投稿しないで諦めるという手もあります。
でも、絵や写真など自分の作品を人に見せたくなることも多いと思うので、これはあまり現実的でないです。人によってはSNSをもはや楽しめなくなってしまいます。
まぁ、酔った勢いで余計な画像を投稿しないように注意するくらいで良いんじゃないでしょうか。
最後に
正直長年SNSを利用していたら、1つくらい画像が無断使用される可能性は十分高いです。
完全に無断使用を防ぐことは難しいので、少なくとも「自分の画像が勝手に使われるかも知れない」という意識を持ってSNSを利用しましょう。
皆さんが重大なトラブルに合わないことを祈っています。